選び方について 3つのポイント
このページでは、初めてリフティングマグネットを購入する方に商品の選び方をご紹介させて頂きます。
特に重要なことは以下の3点です。
表記の吊上重量を必ず守って購入してください。
例えば400kg程度の鉄材を運搬する際には、吊上重量400kgのリフティングマグネットを購入してください。
(ただし、吊上重量400kgの機種(当店の場合はPML-4)で400kgまで吊れるのは、低炭素鋼で板厚25mm以上の場合です。板厚が薄いときは、このページの下の早見表で確かめてください。)
リフティングマグネット本舗のPML-4は吊上重量が400kg、安全係数が3ですから最大1,200kgの鉄材を持ち上げることが可能です。
安全に使用頂くため、3倍の荷重まで使用できる余裕を持って作られています。
しかし、始めから600kgの鉄材を運搬する予定なのに、吊上重量400kgのリフティングマグネットを購入してはいけません。
機能上は1,200kgまで持ち上げることは可能なのですが、これを実際に使用する重さにあてはめては事故のもとになります。
純度が低い鉄材、厚さが薄い鉄材、接着面が平面で無い場合、重心が安定しない場合などは機能が減少してしまい、1,200kgまで耐えられるとは限りません。
悪条件が重なると、表記の400kgを持ち上げられないことも十分に考えられます。
安全係数はあくまでも、「安全に使用できるように」ということが目的です。
表記している重さの範囲で商品を選んでください。
運搬予定の素材の形状を考慮して、商品をお選びください。
リフティングマグネットは面で鉄材と接着しますから、その面の形状によって磁石の吸引力が異なります。
ぴったりと接着出来る場合は、100%に近い力が発揮できますが、接着面が球面であったり、凸凹であったりした場合には、接着力が弱くなります。
これ以外にも、鉄板が薄い場合、鉄の純度が低い場合も接着力が弱くなることが予想されます。
ですから、これらの条件に該当する場合は、ワンランク重いリフティングマグネットを選択されることをおすすめ致します。
例えば400kgの表面が凸凹した鉄材を接着して運搬することが予想される場合は、吊上重量600kgのリフティングマグネットを選択された方が良いでしょう。
また、接着面が球面の丸鋼鉄材を運搬される場合は、丸鋼専用のPMRモデルをご活用いただくのが安全でオススメです。
長い鉄材を運搬する際は、2か所で重心を取れる方が望ましいです。
長い鉄材は、端の方でつりさげると重心が崩れやすいです。
このような場合は2か所でつりさげた方が安全ですし、運搬も容易です。
この場合も、2箇所のリフティングマグネットの使用重量に余裕を持った方が良いでしょう。
例えば400kgの鉄材を運搬する場合で有れば、吊上重量400kgのリフティングマグネットを2個ご購入されることをおすすめ致します。
それぞれの支点に余裕が出来ますので、より一層安心してご利用頂くことが出来るでしょう。
リフティングマグネットは、鉄板が薄いと表記の吊上重量まで吊れません。下の表は、各商品ページに記載している数値をまとめたものです(低炭素鋼の場合)。
| 機種 | 吊上重量 | 吊上重量まで吊るのに 必要な板厚 | 板厚10mmのとき |
|---|---|---|---|
| PML-1 | 100kg | 15mm以上 | 65kg |
| PML-2 | 200kg | 15mm以上 | 100kg |
| PML-3 | 300kg | 20mm以上 | 150kg |
| PML-4 | 400kg | 25mm以上 | 180kg |
| PML-6 | 600kg | 30mm以上 | 240kg |
| PML-10 | 1,000kg | 40mm以上 | 300kg |
| PML-20 | 2,000kg | 55mm以上 | 400kg |
| PML-30 | 3,000kg | 60mm以上 | 450kg |
材質による目安:低炭素鋼100%、中炭素鋼90%、高炭素鋼80%、低合金鋼70%、鋳鉄50%。表の数値に、この割合を掛けてください。表面の凹凸や錆、重心の位置によっても、吊れる重さは下がります。
ほかの板厚の数値と計算例は、記事「吊り上げ能力の計算方法」にまとめています。丸棒・丸鋼を吊る場合は「丸棒・丸鋼を吊るには|PMRシリーズの選び方」をご覧ください。
「板厚◯mm・材質・重さ◯kg」をお知らせいただければ、合う機種をご案内します。


