リフティングマグネットの吊り上げ能力の計算方法|板厚と材質から機種を選ぶ

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リフティングマグネットの吊り上げ能力の計算方法

「この鉄板を吊りたいが、どの機種を選べばいいのか」。もっとも多くいただくご質問です。じつは板厚と材質さえ分かれば、必要な機種はその場で計算できます。

計算はこの2ステップです

① 吊りたい鋼材の板厚の行を見て、各機種の吸着力を確認する
② 鋼材の材質の係数を掛ける

カタログの吊上重量(PML-10なら1,000kg)は、磁力が100%発揮される板厚のときの数値です。実際の現場では、下の表の数値でお考えください。

板厚別の吸着力(全機種・実測値)

板厚PML-1PML-2PML-3PML-4PML-6PML-10PML-20PML-30
5mm356080100120150200300
10mm65100150180240300400450
15mm100200230260330450600750
20mm3003404205508001,050
25mm4005106501,0001,250
30mm6007501,2001,650
40mm1,0001,6002,250
55mm2,0002,700
60mm3,000

「-」は、その板厚ではその機種の適用範囲外です。

材質による係数

材質低炭素鋼中炭素鋼高炭素鋼低合金鋼鋳鉄
係数100%90%80%70%50%

計算してみます

例1 板厚10mmの低炭素鋼を300kg吊りたい
10mmの行を見ると、PML-10が300kgです。ちょうど同じ数値なので、余裕を持たせてPML-20(10mmで400kg)をおすすめします。

例2 板厚25mmの鋳鉄を500kg吊りたい
25mmの行でPML-20は1,000kg。鋳鉄なので係数50%を掛けて500kgとなり、ちょうどです。余裕を見てPML-30(1,250kg×50%=625kg)をおすすめします。

例3 板厚40mmの低炭素鋼を1,000kg吊りたい
40mmの行でPML-10がちょうど1,000kg。日常的に使われるのであればPML-20(1,600kg)のほうが安心してお使いいただけます。

安全係数は全機種3で設計しています

当店のリフティングマグネットは、全機種安全係数3で設計されています。表の吸着力の3倍まで耐える構造という意味です。ただし安全係数は不意の条件悪化に備えた余裕であり、日常的に使う数値ではありません。表の数値の範囲内でお使いください。

なお、安全にお使いいただける鋼材の長さは全機種3m未満です。それ以上の長尺物は2台使いで水平を保つ方法をご案内できますので、ご相談ください。

計算がご面倒なときは、お任せください

「板厚◯mm・材質◯◯・重量◯kg」をお伝えいただければ、当店から適した機種をご案内します。お見積りもその場でお出しできます。

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