リフティングマグネット同士を近づけると|2台使いと保管の間隔

リフティングマグネット本舗

リフティングマグネットに関する知識

リフティングマグネット同士を近づけるとどうなるか

リフティングマグネットを2台以上お使いの現場から、「並べて保管しても大丈夫か」「近づけると磁力は弱まらないか」というご質問をいただきます。結論から申し上げると、近づけただけで磁力が失われることはありません。ただし、扱い方にはコツがあります。

引き合うか、反発するかは向きで決まります

磁石にはN極とS極があり、違う極同士は引き合い、同じ極同士は反発します。リフティングマグネットも同じで、向きによって引き合ったり反発したりします。

問題は磁力ではなく、勢いです。強力な磁石同士が一気に引き合うと、外装同士がぶつかって衝撃が加わります。永久磁石は強い衝撃で磁力が低下することがあり、間に手を入れていると挟む危険もあります。近づけるときはゆっくりと。これだけです。

2台使いのときの間隔

長尺の鋼材を2台で吊るときは、重心から左右等距離に配置します。このときの間隔は、お互いの本体が触れ合わない距離を取ってください。吸着面はどちらも同じ鋼材を向いているので、適切な間隔を取っていれば互いに影響しません。

何台で吊ればよいか、どの長さまでなら1台で行けるかは、リフティングマグネットを複数活用するでご説明しています。各機種が安定して吊れる鋼材の長さは、商品ページのスペック欄に記載しています。

保管は間隔をあけて、レバーはOFFで

複数台を保管するときは、次の3つを守っていただければ十分です。

レバーはOFFにする(磁力が本体内で閉じるため、互いに引き合いにくくなります)
重ねず、間隔をあけて置く
上下を揃えて置く(横倒しはひずみの原因になります)

保管の考え方はリフティングマグネットの保管方法にまとめています。

磁力そのものは、そう簡単には落ちません

当店のリフティングマグネットに使われているネオジム磁石は、100年経っても磁力の低下は数%です。磁力を落とすのは「高温」と「強い衝撃」の2つで、隣に置いているだけでは問題になりません。詳しくはリフティングマグネットの寿命をご覧ください。

複数台のご相談も承ります

「この長さの鋼材を何台で吊ればよいか」「大きい1台と小さい2台のどちらが良いか」といったご相談も、お気軽にお寄せください。現場に合わせてご案内します。

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2台以上を使う・保管するときのチェック
場面やること理由
近づけるときゆっくり近づける強力な磁石同士が一気に引き合うと外装がぶつかり、衝撃で磁力が低下することがあります。間に手を入れていると挟む危険もあります
2台で吊るとき重心から左右等距離に置き、本体が触れ合わない距離をとる吸着面はどちらも同じ鋼材を向いているため、間隔をとっていれば互いに影響しません
保管するとき①レバーをOFFにする磁力が本体内で閉じるため、互いに引き合いにくくなります
保管するとき②重ねず、間隔をあけて置く接触による衝撃と、取り出すときの無理な力を防ぎます
保管するとき③上下を揃えて置く横倒しはひずみの原因になります

※ 何台で吊るか、どの長さまで1台で行けるかは複数活用することで安定するをご覧ください。保管の考え方は保管方法にまとめています。

磁力が落ちる原因・落ちない原因
要因磁力への影響詳しい記事
隣に置く・近づける影響しません本ページのとおりです
年数の経過ほぼ影響しません
(ネオジム磁石は100年で数%程度)
リフティングマグネットの寿命
高温低下します
80℃を超えると性能低下のリスクが出ます。ネオジム磁石のキュリー温度は約310℃です
耐熱温度と磁力低下
強い衝撃低下することがあります
落下・打撃・急に引き合わせたときの接触など
保管方法
水濡れ・錆吸着力が下がります
外装だけでなく内部の磁石まで錆びることがあります
水濡れと錆

※ 磁力そのものを落とすのは「高温」と「強い衝撃」の2つです。並べて保管しているだけでは問題になりません。
※ 吸着力は磁力以外の条件でも変わります。板厚・材質による違いは吊り上げ能力の計算方法、余裕の考え方は安全係数についてをご覧ください。

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